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第3回 ベストブライダルアワード開催 ~誰も見たことのない式をつくる~第3回 ベストブライダルアワード開催 ~誰も見たことのない式をつくる~

  • 新郎新婦の好きを追求した
    誰も見たことのないウエディング

    今回、ベストブライダルアワードでグランプリを受賞した式は、今までにない要素がたくさん詰まったウエディングでした。

    新郎新婦の好きを追求した誰も見たことのないウエディング

    結婚式の当日、ゲストが式場を訪れたときのウェルカムパーティで流したのは、メキシコ伝統の音楽マリアッチの生演奏。

    そして、会場に足を踏み入れ全体を見渡すと、メインテーブル・ゲストテーブルの合計14卓が並び、そしてそのコーディネートすべてが異なるディズニーの世界観で表現されていました。

    「お客様のお持ち込みグッズやディズニーキャラクターを置けば、簡単にディズニーの世界観は表現できますが、それはプロデュースとは言えません。」

    その言葉の通り、一つひとつのテーブルは、キャラクターを全く使わず、花と小物だけでディズニーの世界観を表現。誰も見たことのないディズニーの世界が、そこに広がっていたのです。

     
    花と小物だけでディズニーの世界観を表現したテーブルコーディネート

    そして、披露宴が始まり、運ばれてきたお料理は、京都名産の鱧フリットを取り入れた上品なタコス。それは、メキシコのローカルフードをフレンチのフルコースに取り入れた革新的な一皿でした。

    なぜこのような演出が行われたのか。
    それは、阪上が新郎新婦のお二人に寄り添い二つのことを大切にしたからです。
    一つ目は、メキシコと日本、それぞれの文化の融合。そして二つ目は、お二人の大好きなディズニーを取り入れることです。

  • 文化も国境も超えて
    二人の幸せを願う時間

    当日の主役である、新郎新婦はメキシコ人のご新郎様と、日本人のご新婦様の国際結婚。そして、ディズニーが大好きというお二人。この、お二人が好きなもの、大切にしているものを追求した結果、だれも見たことのない結婚式となったのです。

    文化も国境も超えて二人の幸せを願う時間

    当日の式のゲストの半数はメキシコから来られるゲストの皆様でした。メキシコで行われる結婚式は、1日中歌って踊って食べて飲む陽気でカジュアルな雰囲気なもの。また、メキシコの結婚式にはご祝儀という文化がなく、朝まで式を行っても100万円もかからないそう。
    当初、招待されたメキシコからのゲストの多くは「日本の結婚式はどうして値段が高くて時間が短いの」と疑問を持っていたようでした。

    そんな中、ご新婦様が望んでいたのは、上質な空間で行われる日本ならではの披露宴。新郎新婦の想いと、ゲストの皆様が大切にする文化、すべてを大切にすることで、文化の壁も国境の壁も超え、集まる全員がふたりの幸せを願う、祝福に満ちた空間が広がっていました。

    結婚式当日まで、疑問を抱いていたメキシコからのゲストの皆様からは、後日「日本の結婚式は素晴らしい」と言う言葉をいただけました。

  • 人生を変える2時間30分に
    立ち会えることのしあわせ

    「“変化には多少の苦痛を伴うが、変化のないところに進歩はない”。これは、私の尊敬する人が教えてくれた言葉です。私は式をプロデュースするときに、この言葉を大切にしています。」

    今回の式のように、今まで見たことがないパーティを作るには、新たな挑戦が必要です。そのためには、まずお客様のご要望を細かくヒアリングして、お二人だからこその演出をご提案していきます。お二人の話をたくさん聞いて、お二人だけの式にするためには、変化はつきものです。阪上が過去に行ってきた方法や、一般的なやり方などを変えることで、お二人の希望に近づけるのなら、多少の苦労が伴ったとしても、積極的に変化したい。

    「私は、これまで生きてきた中で、史上最高にしあわせな1日を作りたいのです。だって、結婚式は、長い人生の中で、人生を変えるほどの力を持つ<2時間30分>なんです。」

    考えた演出を実現するためには、各パートナースタッフとの連携が欠かせません。「新郎新婦お二人の気持ちに寄り添えているだろうか?」「常に新しいアイデアや商品を生み出せているか?」悩んだときは、仲間と一緒に話し合う、共に考え共に動くこと。チームを阪上は大切にしています。

    「今回のアワードの受賞でも、“阪上香織のプレゼンテーション”というよりも“アートグレイスの結婚式”が評価されたと感じ、それがあまりに嬉しく感動のあまり思わず泣いてしまいました。支配人やスタッフも一緒に泣いて喜んでくれてとても嬉しかったです。」

    人生を変える2時間30分に立ち会えることのしあわせ

    そして何よりも絶対に成功させるという強い意思が必要不可欠です。なぜなら、今までやったことが無いものに取り組むときには、出会ったことのない課題も同時に現れます。でもその課題を超えたところに、“しあわすぎて泣けてくる”瞬間があるのです。

    会場に足を踏み入れた瞬間に、想いが溢れる。

    そういう姿を見られることが、この仕事の醍醐味なのです。

  • 常に成長し続けることが
    私たちプロデューサーの使命です

    常に成長し続けることが私たちプロデューサーの使命です

    阪上は、まだこの仕事に就いたばかりのころ、お客様に怒られたことがありました。
    「一組のご新郎ご新婦をお手伝いするご縁がありました。私としては、お二人に楽しんでいただきたい、ここで式を挙げると決めてよかったと思ってもらいたい、その一心でした。しかし、当時の私はまだ若手で、未熟だったのです。例えば、平均3時間の初回打ち合わせに7時間かかってしまいました。お客様もきっとお疲れだったと思います。お打合せが本格化してからも未熟さゆえ、ミスをしてお客様を困らせてしまい、怒らせてしまったこともありました。それでもお二人は私を見捨てずにご準備を進めてくださいました。」

    その後も準備を進め、迎えた式の当日は、雲ひとつない快晴の中、ゲストの皆様と楽しそうに過ごされているお二人の姿がありました。
    そして式が終わった後のことでした。新郎新婦のお二人がスタッフ全員をあつめて、<スタッフの皆さんに囲まれてここで結婚式が出来て本当によかった。>と言葉をかけてくださったのです。

    「私や私達スタッフの目を見て語ってくださった言葉。全てが報われたという気持ちになりました。そして、お二人は赤ちゃんが生まれた時も会いに来てくださいました。後にも先にも私のことを<阪上>と呼び捨てにするのは、このお二人だけです。そこには私たちにしかない絆があります」と嬉しそうに語る阪上。

    このお二人との出会いは、阪上の中にプロデューサーとしての使命が芽生えた瞬間でした。

    「結婚式を挙げられるほとんどの方にとって、結婚式とは経験のない初めてのものです。そんな時に頼れるのはプロデューサーだけ。でもきっと、どのプロデューサーもお客様に育てられていく瞬間があります。だからこそ我々は常に成長しつづけ、お客様に恩返しをしていく責任があるのです。私はこれからも、私をプロデューサーとして成長させてくださったお二人に恥じない仕事をし続けたいと思っています。」

  • お二人だけの式をつくるために、
    たくさんたくさん聞かせてほしい

    お二人だけの式をつくるために、たくさんたくさん聞かせてほしい

    ウエディングプロデューサーは、「結婚式を仕事にする人」です。そのため、過去にたくさんの結婚式を見た経験から提案できることがあります。前例をたくさん持っているのです。

    しかし、私たちプロデューサーがお話したいことは、披露宴の伝統でもなく、最近のウエディングのトレンドでもない、新郎新婦お二人のこと。

    「お二人のことをたくさん聞かせてほしい、たくさん知りたいです。挙式は約20分、披露宴は2時間30分、ある程度の型は決まっていますが、十人十色の特別な結婚式を作るために、大切な想いをお聞かせいただきたいのです。そうやって、人生史上最高にしあわせな1日を共に作っていけたらと願っています。」

    これからも時代は移り変わり、結婚式の姿もどんどん変わっていくことでしょう。
    でも、どれだけ時代が変わろうとも、変わらないものがあると私たちは考えています。それは、「これまでの人生で出会った大切な人たちに囲まれる幸せ」や「大好きな人と愛を誓うことの素晴らしさ」です。この変わらないものを大切にするためにも、これからも一人一人のお客様にとことん寄り添いたいと考えています。

  • LOVE is HOME
    お家のようにあたたかな会場を目指して

    LOVE is HOME お家のようにあたたかな会場を目指して

    「私にとってLOVEとは HOMEです。」

    見渡せば、家族がいて、友人がいて、上司がいて、同僚がいて。隣には大切な人がいる。これまで出会った大切な人が、一堂に集まる。結婚式はそんな特別な1日です。

    「懐かしい友やお世話になった人たちに囲まれるその場所は、披露宴会場だけれどもお家のようにあたたかくてほっこりするような空間であってほしい。LOVEには緊張も遠慮もいらない、ベストブライダルの結婚式場は美味しいお料理と楽しい会話と素敵な笑顔が溢れる、皆さまにとっての“お家”であれたらと思います。」

    そう語る阪上の目は、いつも未来に向かっています。これから出会うお客様と共に、まだ誰も見たことのない式を作るために。

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