大好きなパートナーへプロポーズ。幸せの絶頂にいるおふたりですが、いざ「結婚に向けて動き出そう！」と思っても、何から手をつければいいのか戸惑ってしまう方も多いはず。
それもそのはず、結婚に向けた準備は、普段の生活では触れないことばかり。「両親への挨拶はいつ？」「婚姻届以外に必要な手続きは？」「式場探しはどのタイミング？」など、段取りやタイミングが分からず、手が止まってしまう方も少なくありません。
そこで今回の記事では、たくさんのプロポーズを見届けてきたベストブライダルのプロポーズプロデューサーが、プロポーズから結婚式までの一般的な流れを、分かりやすく5ステップで紹介します。

プロポーズが成功した後の基本的な流れは、以下の5つのステップです。もちろん、今回ご紹介する内容はあくまで一例ですので、この記事を一つのヒントにしながら、『自分たちらしい結婚には何が必要か』を、ぜひ大切なお相手とじっくり話し合って決めてみてくださいね。

Step1：ふたりの「これからの生活」について話し合う
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Step2：お互いの両親に挨拶
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Step3：両家の顔合わせ
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Step4：友人や会社に結婚報告
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Step5：結婚式場選び

それでは、よくあるご質問も交えながら、それぞれのステップを見ていきましょう。

プロポーズが成功したら、ご両親へ報告に行く前に、まずはおふたりで「これからの生活」についての共通認識を持っておきましょう。

・入籍について
ふたりが正式に夫婦となる入籍日は毎年お祝いする記念日になります。
例えば「一粒万倍日」や「天赦日」といった開運日。「1122（いい夫婦）」や「0131（愛妻）」などの語呂合わせも人気です。付き合った記念日や、誕生日はもちろん、祝日に入籍をすれば毎年お休みを一緒に過ごせるなんていう魅力も！
あとは、忘れにくい日付というのもこれから長く付き合う結婚記念日には大切なポイントですね。
また先延ばしにはせず、プロポーズから３カ月～１年以内を目途に入籍できると良いです。

 
・新居とこれからの暮らし
「いつから一緒に住み始めるか」「どのエリアに住むか」を相談しましょう。婚約期間中に新居への引っ越しが完了していると、一緒に住みながら結婚式の準備や家具・家電の選定ができるため、コミュニケーションが格段にスムーズになります。
 
・結婚式について
おふたりの希望をあらかじめ揃えておくことが、この後の式場探しや親御様への報告をスムーズにする鍵となります。挙式をしたい時期（季節）や、呼びたいゲストの規模感（親族のみか、友人も呼ぶか）をざっくりと話し合っておくと、ご両親へも相談しやすくなります。
 
・ハネムーン（新婚旅行）
ハネムーンの時期に「正解」はありませんが、最近は形式に縛られず、ふたりのライフスタイルに合わせるスタイルが主流です。
かつては挙式直後が定番でしたが、今は「仕事の閑散期」や「現地のベストシーズン」を最優先するカップルが増えています。
一般的に、多くの会社では入籍や挙式から1年以内に特別休暇を認めるケースが多く、
この「1年」という猶予が、理想の旅を計画する鍵となります。

プロポーズを経ておふたりの結婚の意思が固まったら、次はいよいよご両親やご家族への報告です。
 
・挨拶の順番と日程調整
まずはそれぞれの実家へ連絡し、挨拶に伺う日程を調整します。一般的には「女性側の親御様」へ先に挨拶に伺うのがマナーとされています。ただし、遠方に住んでいるなどの事情がある場合は、ご両家に相談しながら柔軟に対応しましょう。
 
Q：「すでに面識がある場合は？」
A：すでに何度かお会いしている間柄であっても、今回は「結婚の報告」という特別な場です。「改めて、結婚をお許しいただきたく伺いました」という真摯な言葉を伝えることで、ご両親に安心感と喜びを感じてもらうことができます。
 
・第一印象を左右する「服装と身だしなみ」
結婚の報告という人生の節目にふさわしい、誠実さが伝わる装いを意識しましょう。
 
男性：清潔感のあるスーツやジャケットスタイルが基本です。髪型や髭も整え、爽やかな印象を心がけて。
 
女性：上品で落ち着いた色味のワンピースやセットアップがおすすめ。派手なアクセサリーは控えめに。
 
・心遣いが伝わる「手土産」の準備
事前にご両親の好みをリサーチして、手土産を用意しましょう。地元の名産品や、日持ちのする菓子折りなどが喜ばれます。挨拶の場が和むきっかけにもなります。

お互いの親御様への挨拶が済んだら、次は両家が一堂に会する場を設けます。
結婚式当日は、おふたりもご両親もゲストへの対応で忙しく、ゆっくり話す時間は意外と少ないものです。この「顔合わせ」こそが、家族同士がじっくりと親睦を深められる貴重な機会。形式にこだわりすぎず、「お互いの家族を知る」という温かい気持ちで臨んでくださいね。
 
・スタイルを選ぶ（顔合わせ食事会or結納）
最近では、堅苦しい儀式を省き、食事を楽しみながら親睦を深める「顔合わせ食事会」を選ぶカップルが増えています。
 
Q：「堅苦しいのは苦手だから、顔合わせ食事会がいい？」
A：結納は、地域や家庭によって大切にされている場合もあります。おふたりだけで決めず、必ず事前にご両親の意向を確認しましょう。
 
・顔合わせ食事会のポイント
ホテルや料亭、個室のあるレストランなど、静かで落ち着いて会話ができる場所が選ばれています。おふたりや家族のプロフィール、当日の流れをまとめた「顔合わせしおり」を用意するのがおすすめ。共通の話題が見つかりやすく、自然と会話が弾むきっかけになります。
 
おすすめのレストラン：
・リストランテ マンジャーレ伊勢山
・リストランテ マンジャーレ ウォーターエッジ YOKOHAMA
・カフェ＆レストラン 四季庭
・ストリングスホテル名古屋
 
・結納を行う場合
結納は、両家で結納金や結納品の受け渡しを行い、正式に婚約を取り交わす伝統的な儀式です。結納金の金額、品目の内容、進行の仕方は、地域や家系によってルールが異なることがあります。親御様の意見を尊重しながら準備を進めるのが成功の秘訣です。
 
・婚姻届の「証人」をお願いする絶好のチャンス
婚姻届には2名の証人の署名・捺印が必要です。もし親御様やご家族にお願いしたいと考えているなら、両家が揃うこのタイミングで記入してもらうのが最もスムーズです。おふたりの門出を両家に祝福してもらう、素敵な演出にもなります。

ご両家への挨拶や顔合わせが済み、具体的な予定が見えてきたら、次は周囲の方々への報告です。
 
・職場への報告は「直属の上司」から
職場への報告は、まずは直属の上司へ伝えるのが社会人としての基本マナーです。直属の上司の後は、部署の先輩・同僚の順に。業務上の調整（結婚休暇や各種手続き）が必要になるため、入籍や結婚式の3〜6ヶ月前を目安に伝えましょう。
 
Q：「会社ではどこで伝えるのがベスト？」
A：会議などの場ではなく、個別に時間を作ってもらうのが丁寧です。
 
・友人・親戚への報告
親しい友人や親戚には、おふたりの関係性に合わせてベストなタイミングで伝えましょう。最近では、SNSを通じて一斉に報告する方も増えています。ただし、特に親しい友人には、SNSに投稿する前に直接、または個別のメッセージで伝えておくと、「自分だけに先に教えてくれた」と喜んでもらえるはずです。
 
Q：「親戚にはどこまで報告したらいい？」
A：親戚への報告については、親戚間での優先順位や慣習がある場合が多いものです。事前に親御様へ「どのタイミングで、誰に、自分から伝えるべきか」を確認しておくと安心です。
 
Q：「結婚式をやることが決まっている場合は？」
A：招待する場合は、スケジュールを確保してもらう必要があるため、正式な招待状を送る前に、まずは口頭やメッセージで「式に来てほしい」という意向と共に早めに伝えます。報告のみの場合は、入籍後や、結婚式が終わって落ち着いたタイミングで報告する形でも問題ありません。

周囲への報告と並行して進めていきたいのが、結婚式場の検討です。おふたりだけでなく、ゲストにとっても一生の思い出となる場所を、楽しみながら探していきましょう。
 
・準備を始めるベストなタイミング
具体的な式場探しは、ご両親への挨拶や顔合わせの際に、両家や親族の都合・希望をヒアリングしてから動くのがおすすめです。一般的には、入籍から遅くとも1年以内に挙式をするのが理想的です。期間が空きすぎると、親族の方々にとって「今さら感」が出てしまうこともあるため、鮮度の高いタイミングを意識しましょう。
 
・早めの行動が「理想」を叶えるコツ
「大安」などの日柄が良い日や、春・秋などの人気シーズンは、1年前から予約が埋まり始めることも珍しくありません。早く動くほど選択肢が広がり、希望の日程や会場を確保しやすくなります。ホテル、ゲストハウス、レストランなど、おふたりの理想に合うスタイルをイメージしてみましょう。
 
・プロポーズの感動を、誓いの場所へ
実は、プロポーズをした思い出の会場で結婚式を挙げるカップルもたくさんいらっしゃいます。一生に一度の大切なプロポーズをプロデュースする「ベストブライダル」では、プロポーズプランをご利用いただいた方限定の【ご優待プラン】をご用意。全国18会場で、毎週ブライダルフェアを開催しています。
 
リンク：ベストブライダルの式場ページ

 
Q：「ブライダルフェアではどんなことができるの？」
A：挙式会場や披露宴会場のご見学、ドレスの試着、演出体験など、当日さながらの雰囲気を体験できます。実際に会場を見ることで、準備へのモチベーションも一気に高まるはずです。

プロポーズという大きな節目を迎え、いよいよ始まる結婚への道のり。 今回ご紹介した流れはあくまで一般的な目安です。状況によって順番が前後したり、予想外のことが起きたりすることもあるかもしれません。
大切なのは、一つひとつのステップを形式通りに進めることではなく、その都度おふたりでゆっくりと話し合い、互いの想いを確認し合うこと。そうしてふたりで導き出した答えこそが、最高の結婚生活に向けた「納得のいく準備」に繋がります。
ベストブライダルなら、プロポーズの瞬間から結婚式の準備、そして当日までをフルサポート。「次は何をすればいい？」「こんな時はどうしたらいいの？」と迷ったときは、いつでも私たちを頼ってください。プロのスタッフがおふたりに寄り添い、どんな小さなお悩みにもお応えします。
おふたりだけの素敵な物語を、ここから一緒に描いていきましょう。