新卒採用サイト

ホテルのフロントでは、チェックイン・チェックアウトの手続きを行うほか、宿泊予約の作成や確認、客室備品の管理など、客室清掃以外の宿泊業務をほぼすべて担っています。レストランや婚礼、宴会などのお問い合わせを電話で受けることも多いため、他部門との関わりが非常に多いですね。

フロントに配属されたばかりの頃、最初の壁はPCを使いながらの接客でした。研修期間は、婚礼サービスだったため、PCを使用する機会はゼロ。慣れないうちはお客様の目の前で操作するのがとても難しく、対応に時間がかかりお待たせしてばかり。申しわけないと同時に、情けなく思ったことが何度もありました。

また、フロント業務はある程度仕事の流れが決まっていることもあり、できる業務が少ないうちは、「仕事」が「作業」に感じられてしまうこともありました。サービス業失格ですよね。そこでルーティン業務の中でも＋αでできることはないかと自ら課題を設定し、より良い方法を上長に提案。ポジティブな姿勢で仕事に取り組めるよう努力し続けています。

父親がサービス業界で働いていたため、将来は自分も同じように働きたいと考えるようになったのは自然なことでした。自分がデスクでパソコンに向かって働くイメージが湧かなかった、というのもありますが。

ベストブライダルに入社を決めた理由は二つあります。一つは結婚式場の運営だけでなく、ホールディング会社という強みを活かして人々の生活に関わるサービスを幅広く提供していること。自分のやる気とチャンスさえあれば、様々な事業に挑戦できる企業風土があると強く感じました。

もう一つは、日本国内のサービス業は生産効率性が低いと言われているなかで、着実に純利益を積み上げられる仕組みがあること。日本のサービス業は、これから一層「数字VSサービス」をシビアに考えなくてはならない時代になるでしょう。そうなったとき、ベストブライダルのようにサービスの質だけでなく、ビジネス視点も追求してサービス業界を盛り上げていく企業で活躍したいと考えました。

趣味の楽器練習をしたり、カーシェアでドライブをして日帰りの小旅行を楽しんだりと、プライベートを満喫しています。特に小旅行は、本配属で名古屋に来たばかりということもあり、どこへ行くのも新鮮で楽しいですね。

本配属を機に一人暮らしを始めたのですが、単身赴任者には会社から手厚い手当が出るので、落ち着いた地域のちょっと広い部屋（リビングだけで12帖）に住めています。おうち時間がかなり充実しているので、実家暮らしの方はエリアを超えた異動にもぜひ挑戦してほしいですね。ちなみに僕は、作り置きのおかずをつくることが心身のリフレッシュになっています。ただスーパーで買い物するのが楽しくて、ついつい買いすぎてしまうことがあるので、それだけは気をつけないと。

なおフロントはシフト制勤務のため、婚礼や宴会部門のように固定した休日はありません。けれど休みの希望は柔軟に対応してくれるので、自分のプライベートを十分に充実させられますよ。

直近では“宿泊プラン作成”に注力していく予定です。もともと当ホテルでは、ベーシックな宿泊プランのほかに、季節やイベントに合わせてお客様の隠れたニーズやその時々のトレンドを取り入れたプランを販売しています。今後は、すでに販売しているプランの販売実績の分析や、競合他社の宿泊プランの研究、それから名古屋周辺の情報収集に努め、ストリングスホテル名古屋らしいユニークで付加価値のある宿泊プランを発信していきたいですね。ベストブライダルは、若手社員でも意欲さえあれば機会を与えてくれて、このように直接売上にも関われるので、大きなモチベーションになっています。

そして今後数年間かけて、フロントだけでなくレストランやゲストリレーション（※）、ウエディングなど、ホテル全体のマネジメントを学んでいきたいですね。ホテル事業は、ツカダ・グローバルホールディングのなかでも今後重要な事業になると思っているので、その中核を担える人材に成長するために、いまから努力していこうと考えています。

こうやって考えられるのも、幅広い分野で業績を伸ばし、挑戦の機会を与えてくれるベストブライダルだからこそ。環境を最大限に活かし、自分が納得できるキャリアパスを築いていきたいですね。

※ゲストリレーション：ホテルの顔となる、総合受付窓口。レストラン予約やタクシーの手配など、お客様をサポートするお仕事。